いまじなりぃふれんど

ラブライブ、ゲーム、エアガンとかそんな感じ。

松山ファンミ、レポート!

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人生ってほんと、何があるかわからないもんです。

でもその何かって大体、自分が選んだ先にあるものなんですよね。

 

……はい。

事の発端はファンミ一次先行の当落発表日。

 

元々、松山ファンミは行く予定なかったんです。

距離の問題もあるし、祝日開催で日帰りに近いドタバタになるだろうし、色々と現実的じゃなくって。

 

でもまぁ、何でか応募しちゃったんですよね。

どうせ当たらんだろうと。

ギルキスの札幌が当たってほしいなとかそんな軽い気持ち、ついでみたいなノリで。

 

それが当たってしまうんだから、ねぇ?

運命?奇跡?偶然?

 

何にしても相当なショックでしたよえぇ。

職場で休憩中だったもんで、スマホ握りしめながら「マジか…えっマジ…うそやん…だってお前、松山って、愛媛、四国、はぁぁ〜???」とか当たった喜びと現実的なせめぎ合いで頭の中めちゃくちゃになりましたね。

 

しかし当たった以上は行かざるを得ない。

抽選チケットというのは、そういうものである。

 

そこからプランを組み、どうにか昼公演後に飛行機で帰れば理論上は行けるところまでこぎつけて後はひたすら待ちました。

 

嘘です。

 

別にそんな待ち侘びてはいませんでした。

 

なにせ今回のファンミ、具体的に何するのかはAZALEAの名古屋ファンミLV見るまでは知りませんでしたし、だんだん緊張と期待が高まってくる数週間前のタイミングであの地震、被災だったのでほんと松山のこと気にかける余裕無かったんですよ。

 

 

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とは言っても時間だけはどんどん過ぎて行くわけでして、あっという間に出発前日に。

 

AZALEAファンミを見て大体どんな感じなのかのイメージは掴めたんでぼんやりとCYaRon!がどんなステージを作り上げるのか想像しながら荷造りしてました。

 

今回は日曜出発、月曜帰宅の一泊二日。

荷物は最小限にまとめてリュックサック一つだけでの遠征となりました。

 

〜1日目〜

 

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トントン拍子で新千歳空港へ。

もう見慣れてしまったよこの空港も…。

 

なんていうか、心ここに在らずな状態でしたね。

いまだに自分がどこ行って何するのか受け止めきれてない感じ。

 

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羽田に到着したら1時間ほどの空き時間の後、松山へ。

このタイミングで昼食、そばを食べたんだけど量が少な過ぎてビビった。

 

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気がついたら、松山空港

 

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えっ私今四国?

四国の松山にいるの???マジで???

って感じでしたね。

 

空港から出た瞬間のぬるく纏わり付くような暑さ、よく覚えています。

 

そのままバスと市電を乗り継いでホテルに着いた段階で約束の時間になってしまったので、必要ない荷物をほっぽり出して街へと飛び出しました。

 

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そう!今回はぼっち参加じゃないっ!!

って前の埼玉の時もぼっちではなかったけど…

 

札幌ファンミから続く縁のHさん、Hさんとは別現場で前に知り合い長い年月を経てラブライブでまた会ったというOさんと事前に話をして、いわゆる前夜祭!!!

 

こういう飲み会は私の中では初めて。

もう思う存分に語り合いました。二次会までいっちゃったりして。

 

現地参加組の特権というか、いやこれ本当に楽しいなって。

大人になってから友達みーんな道外に行っちゃって、こういう風に好きを共有できる人達とだべって飲んでなんて数年ぶり。

 

とは言えここで潰れては本末転倒なので、日付が変わる前には解散。

 

ホテルに戻って気持ちのままをファンレターに書き殴ってそのまんま就寝…

 

 

〜2日目〜

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朝ごはんは適当に済ませてすぐに会場へ直行。

 

 

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ついに来ました、松山市民会館

天気はあいにくの雨模様でしたが、ぽつぽつ降ったり止んだりでなんとか我慢できる程度。

 

そして恒例の整理券待機列。

今回はかなーり物販関係が数量的に厳しくて…

 

なんと、私整理券2枚だけしか確保できず。

しかも、ブロマイドは一回買えただけで売り切れ。

 

露店やってる人のもとを駆けずり回り値段交渉と、ぶつぶつ交換をすることになるとは思いませんでしたが、どうにか目的を達成することはできました。

 

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物販が終わって、あとは何か腹ごしらえついでにプチ観光。

 

有名な蛇口からみかんジュースが出るアレとか、

やたら美味いソフトクリームとか、

ちょこまか見て回りました。

 

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ぐるぐる回ってるうちにもう昼公演の時間に。

すぐに列が形成されて、そこにまざっていく。

 

この辺で、ようやく「これからCYaRon!に会えるんだ」という実感が湧き始めてきた。

 

逆に言うとそれまでは物販とか現地会場とかそこまできてるのにこれからファンミって考えてなかったんですよね。

 

理屈じゃなくて、感覚的な話。

 

そして、入場…

 

そそくさとありったけの想いを込めたファンレターを降幡さんのボックスに突っ込んで二回席左側の最前席へ。

 

そして感じる、現地の雰囲気。

高揚してる感じというか、ドキドキと、ワクワクがもう会場全体に充満してる。

 

なにせ収容人数2000人ほどの小さいホール、ここにAqoursのファンの中でもCYaRon!目当てで来てる"濃い"奴らがひしめき合ってるのだ。熱くならないわけがない。

 

そして、札幌ファンミの時よりも明らかにステージが近い。

今まで、札幌ファンミ、3rd埼玉と現地参加したけど、ここは今まででいっちばん近い。

 

表情の細かいところまで見えるとまではいかないけど、もう普通に「そこにいる」と強く認識できる近さだった。

 

開演時間までなんてあっという間だ。

もう興奮が収まらなくて、周りの人もみんなそんな感じでそわそわ、そわそわ。

 

気を紛らわしがてらに話をしてみたり。

お互い今初めて会った他人なのに、話が弾む。

 

そんなことをしてたら開演前のアナウンス。

そこから程なくして…

 

 

出てきた。

CYaRon!の三人が、まともに視認できる距離で。

高海千歌役の伊波杏樹さん。

渡辺曜役の斉藤朱夏さん。

そして、黒澤ルビィ役の降幡 愛さん。

 

どう出てくるかを詳細に書いてしまうとネタバレになっちゃうからふせるけどね。

 

オープニング曲は今回のテーマ曲である「ホップ・ステップ・ワーイ!」のショートバージョン。

 

今までのどのステージよりも近くて、熱くて。

だって、本当にそこにいるって強く感じられるんだ。

 

ダンスの動き、表情、フォーメーション全てが、鮮明に「見える」

 

それはもう、物凄い衝撃だった。

 

札幌ファンミの時は現地自体が初だったから夢心地。

3rd埼玉は距離と精神的なアレでもう何もかも限界な中の参加。

 

でも、今回は違う。

純粋な気持ちで、楽しむことができる。

 

オープニングはあっという間に終わり、流れるようにトークパートへ。

 

ここも、双眼鏡使わなくてもいいくらいによく見える。

LVでは見られない仕草や表情、リアクション。

 

松山ならではのご当地ネタや、いろんな話であっという間に時間は過ぎてライブパートへ。

 

 

知っての通りCYaRon!の曲は色々と激しい。

コールもガッツリ入ってくる。

 

そして何より、私にとってはユニットの、CYaRon!の曲はなにが出てきても全部初めて。

 

そんなだからもう、上がれるだけ上がるしかないわけです。

 

2000人ほどといえど、会場のテンションはもう常に最高潮。

暑くて、熱くて、最高にアツい空間。

 

今思い返せば、本当に2時間半もあったのかと。

体感的には、1時間もなかった気がする。

 

楽しい時間はあっという間。

うん、確かにその通りだった。

 

 

…今回のファンミは、私にとって初めて、なんのしがらみもない状態で向かうことができたステージ。

 

心の底から、純粋に、ただただひたすらに、

楽しい時間を過ごすことができました。

 

あぁ、ライブってこんなに楽しくて、楽しくて、こんなにも幸せなことがあるんだと、ようやく実感できました。

 

 

今までAqoursは縋るように追いかけて、おいかけつづけてきて。

 

辛いとき、苦しいとき、強く心の支えになってくれたけれど、プラスの方向へというよりは、マイナスを消してくれることを求めていました。

 

でも今回は、初めてプラスに、CYaRon!からのチカラを、受け取ることができました。

 

最後の曲と、その一つ前の曲も、もう喉壊れるんじゃないかってくらいの勢いで歌った。

今の今までずっと抱え続けてきた色んな想いを、ぶつけるかのように。

 

 

迷いなく言えるけど、今回の松山ファンミは来てよかった。

憑き物が落ちる、って言うのかな。

 

ようやく、ようやっと、私は何かから解放されたような気がする。

 

ここまでのめり込むキッカケになった降幡さんも、ちゃんと見ることができたし!

しかもまた、札幌の時と同じようなカタチで、がんばルビィしてもらえたのは本当に嬉しかった!!

 

ほんと、どれだけありがとうって言っても足りないくらいなんだ。

 

Aqoursだけじゃなくて、通じて知り合った方々にも、本当に感謝してます。

 

趣味だけじゃなくて他愛のない話のできる友達でいていただけるのって本当に貴重なことなんです。

 

1人で参加してもきっと楽しかったと思うけど、みんなで参加して、ご飯食べたり飲んだり話をしたり感想を言い合ったりって、当たり前のようでいて実はそうじゃなくて。

 

今回のファンミは、伊波さんも言ってましたけど本当にあったかくて。

 

忘れられない思い出。

私にとって、たぶん他の誰かにとってもすごく幸せな日でした。

 

 

これからも、きっと楽しい時間が待ってる。

でもそれは非日常のこと。

 

Aqoursという非日常は、

普段の日常という基盤が確立して、初めてちゃんと受け止められるんだと、そう強く思いました。

 

急がないと置いてかれちゃうわけですから、

一つ一つをしっかりと、取りこぼしたり、忘れたりしないように。

 

 

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松山での二日間を、受け止めました。

また一つ、思い出のタカラモノ。

 

それでは、CYaRon!、関係スタッフの皆さん、できた縁の全てに…

 

ありがとうございましたっっっ!!!!!!!