変わらない景色と、戻らない日常
目に映るものは変わっていないはずなのに、
たしかに変わってしまったもの。
それは雰囲気なのか、情勢なのか……
もう元の日常がなんだったのかさえイマイチよく思い出せなくなってきています。
今回の記事は、6月28日〜29日の期間に訪れた関東旅行を簡単にまとめたものになります。
そもそもなにをしに行ったのかって、特に何か目的があって行ったわけではないんですが。
ただ、
ただ単に疲れてしまったからというのが理由の一つ。
大人数は巻き込めないので、少数の友達を巻き込んで沼津周辺をぼんやりと行き当たりばったりな感じでふらふらしてました。
本当にそれだけ。
前回の沼津では行かなかった深海水族館を訪れたり。なぜハリモグラが展示されてるかって?それは私もわからない……
世界的に見てもとても珍しい、シーラカンスの冷凍個体の展示も見ることができました。
シーラカンス、生きた化石と呼ばれる魚ってゲームでしか見たことはなかったんですけど本物は予想よりも大きくて中々にエグい見た目をしてて凝視してしまいました。
深海の生き物がたくさん展示されていましたが、館内はとても暗くてあと家族連れがものすごくたくさんいたのであんまりいい写真は撮れませんでしたね……
近々新しい展示ができるらしいのでそれもまた見てみたい、というか人混みを避けながらの閲覧だったのでそんなにじっくり見られなかったので。
ちなみにここで買ったシーラカンスのぬいぐるみがリュックサックに入らなくて少し苦労したりしなかったりしました。
内浦の奥の方を岬をぐるぐると、雨雲を避けながら回ったり。
海岸沿いに新しくできたグランマさんで抹茶ティラミス食べたり。
沼津周辺くる度にフードファイトしてる気がする…
沼津港周辺で寿司食べたり。
牡蠣食べたり。
びゅうおの展望スペースで色々だべったりしたり。
近く虹の2ndライブが行われる(はず)の複合施設を下見したり。
大まかに沼津、横浜エリアを回りましたが人の密度は殆ど一年前と変わっていないように思えました。
むしろ自粛疲れからの仮初の開放感からか、一部地域は過密になっているところも多数見受けられました。
沼津で密になってるところはあんまりなかったですけど、関東はまぁ、お察しな感じで。
道行く人混みのほぼ全てがマスクを着用しているのはなんだか異様な光景であると同時に、マスクさえつけていればいいみたいなぼやけた印象も受けました。
結局のところ私含めてもう民衆は本気で感染症に警戒している人なんてのはほとんどいないのだろうし、諦めに近いものに支配されているように感じます。
この情勢で同行してくれた友達とも話しはたくさんしましたが、もう以前のような光景を見て、感じることができるのはまだ遠いようで。
そして今までに楽しむことができたあの状況はかけがえの無いものであったことを痛感しています。
とにかく今は、一刻も早い収束を願うばかり。
いつかまた、今度は気兼ねなく楽しめる世の中を旅できることを祈っています。