札幌ファンミの開催日でした
9月9日、日曜日。
本当ならこの写真には二千人ほどでごった返すめちゃくちゃな光景が写っているはずなんですけど。
いや、本当ならなんて表現はちょっとおかしいか。
どうしたってこれが現実なんだから。
自然現象だけはどうにもなりませんので、もうただ悲しみに明け暮れるしかない。
なんとなくこのやり場のない思いが治ったらいいなと思い、今日はニトリ文化ホールまで足を運びました。
行列もない、人だかりもない、ただの日常風景がそこにあって。
当たり前のはずなのに、どうしようもなく辛くなる。
その場で立ち尽くして、披露されるはずだった曲をウォークマンで聴いていた時に声をかけられた。
まぁこんなところで突っ立って放心状態の人間なんてもうラブライブのオタクしか居ないのは間違い無いので特に驚きはしなかったけど、なんとフラワースタンド企画の企画者の方だった。
いろんな話をした。
今回の震災のこと。ファンミのこと。企画のこと。
胸の中にあったモヤモヤが、なんとなく晴れた気がした。
みんなみんな、いろんな想いをもってこのファンミーティングツアーには参加している。
全力で楽しむ人。個人的な想いを抱えてくる人。希望を求めてくる人。本当にいろんな人がいる。
それがこういう形で潰えてしまったことは、本当に悲しいことだし、残念なことだと思う。
でも、まだこの札幌公演は消えたわけじゃない。
いつか、その時はきっとまた来てくれる。
そう信じて、その時を待ってる。