ラブライブ脱出ゲーム感想
札幌で行われた「学校祭ライブ中止の危機からの脱出」に参加してきました。
そもそものところこのリアル脱出ゲームというもの自体に参加するのは初めてだったわけですが……
一昔前に流行ったネット上の脱出ゲームをリアル体験イベントとしてやってるのがこのリアル脱出ゲームらしいです。
謎解きの難易度、小道具の有無や複雑さなど色々とものによって差はあるようですがラブライブ脱出ゲームは謎解き自体も少し優しめでヒントもあったので参加しやすいほうなのかもしれないです。
シチュエーションとしてはプレイヤーは学校祭ライブを観覧に来たファンの一人として扱われます。
スタッフの方々や施設内の装飾など随所に「浦の星女学院」の要素が詰め込めるだけ詰め込まれていて中々に凝った作りになっていると思いました。
ゲームのプレイ中もプレイヤーは、
「ラブライブのオタク」ではなく、
「内浦の一市民」として扱われたのが印象に強く残っています。
オープニング映像で世界観に引きずりこまれた後、様々な課題や謎解きを自分で考えて、実際に足を動かし手を動かしたりしている内に没入感はどんどん高まっていくのがとても楽しかったですね。
多分これはラブライブに限った話ではないと思うんですが、こういう場において
「非現実や虚構をあたかも現実のものであるかのように錯覚させる魅力」
というのは凄く重要なポイントであると考えていて、まぁ実際こんな風にシラフで感想なんか書いてる時は私はただのオタクなわけですが、
あの場で駆けずり回ってた私は間違いなくあの世界観の中の存在の一つだったんですよね。
現実ではない非現実の世界に入り込みながら、
時にはスタッフに引っ張られながらどったんばったんするのは想像してた以上に楽しかったです。
公演の内容についてはネタバレ厳禁なので触れられないのですが、なかなかに面白い未体験でしたよ。
まだ各公演のチケットはあるみたいですし、1人でもなんの問題もなく遂行できたので良いイベントでした。