いまじなりぃふれんど

ラブライブ、ゲーム、エアガンとかそんな感じ。

沼津に、行ってきました。

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「これからもラブライブサンシャインを、Aqoursを、そして……」
「沼津を、よろしくお願いします!!!!」


ライブ終わり頃に伊波杏樹さんが決り文句のように言う締めの言葉。
何度も聞いたような気がするけど、その度に


「でもそのラブライブサンシャインを追っかけてるから沼津に行く余裕がないんだよな……」


と思ったことも何度もありました。



静岡県沼津市

ラブライブサンシャインの舞台のモデルとなった、いわゆる聖地。
行きたいなぁ、行けたらいいなぁなんて思ってはや二年ほど。

5thライブを経てようやく活動が落ち着いてきたAqoursを遠目に眺めながら、
私ついに、先週沼津を巡ってまいりました。




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いつもどおりに新千歳空港から飛行機に乗り、
いつもどおりに羽田空港に降り立ち、
いつもどおりに京王線で都内へ向かい、

乗ったことのない東海道線に乗って。

おおよそ一時間とちょっと。


駅から出てきて一番最初にかん……

いや違いますね、駅から出る前からすでに駅弁屋さんががっつり染まってたので、
そこですでに「わぁぉ」とはなったんですけども。


とにかく、駅から出てきて最初に感じたのは……

「割と……普通の町だ……」


もっとこう派手に目につくようなものとかがあるのかなと思ってたんですけど、
別にそんなことはなく。

でも、
見る風景はたしかに初めて見る場所のはずなのに、どこかで見たことのあるような。

とても不思議な感覚でした。



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私自身「キャラクターのイラストがそこら中にべたべた貼ってある街」が見たかったわけではなくて、
沼津市にしかないなにかを感じたくて来た、というのがそもそもの動機。

土日とあらばツイッターのタイムラインには誰かがだいたい沼津に行っているのを眺める毎日だったから、

あそこには何があるのか。

それがどうしても知りたかった。


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沼津市内、港、内浦、淡島などの主要なポイントはめぐることができたと思ってます。
二泊三日とだいぶ余裕を持ったつもりだったんですが、それでも全然足りなかったなというのが、正直なところ。



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話に聞いていた通り、内浦や淡島周辺の海はものすごく透明度が高くてキレイな海。
湾をぐるっと取り囲むような情景は他にはない開放感と、海を閉じ込めたかのような感覚も相まって道路を走っていてもすごく見ごたえがあって楽しかった。



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やはり、というかこれは私の地元にも言えるんだけど港が近い街はやはりご飯が美味しい。
深海魚バーガーに海鮮丼、抹茶ソフトやみかんどらやきとまぁ何を食べても美味い。胃袋に容量がなかったらいつまでも食べられそう。



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周辺を山に囲まれているから、色んな角度から景色を見渡すことができる。
見渡せるくらいのスケール感が、ほどよく視界に収まってくれるのがなんだか心地が良い。

それ故に、顔を覗かせる富士山の桁違いの大きさも強く実感できる。



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もともと観光地みたいなものだった故か、ラブライブを抜きにしても楽しめるところがたくさんある。
地元が観光業で食ってる街ということもあってか個人的にちゃんと港町を観光したことはなかったが……
なるほどこれはたしかに、楽しい。





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本当にあっという間に三日間が過ぎた。
たいていどんな遠征に行くときにも、旅先で

「あぁ、明後日にはまた日常が戻ってくるのか」

とか考えてしまうのだけれど、この3日だけは本当に最初から最後までそんなことは全然考えてなくて、どっぷりとこの世界に浸れた。




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たしかにこの街はラブライブサンシャインの舞台になった街だ。
色んなところにその面影や、キャラクターたちがいて。

コラボした街歩きスタンプなんかも何十種類もあって、
本当にこの街はAqoursのことを支えてきてくれたんだなと思った。

でもそれだけじゃなくて。


ここには普通に暮らしている、普通の人達がたくさんいて。
そんな日常の中に、彼女たちの存在がこれまた普通に存在している。

それはイラストが飾ってあるからとか、ここはアニメのどこどこのシーンで使われた場所だからとかじゃなくて、
ふと景色を眺めていると

「あぁ、この場所にAqoursはいるんだな……」

と自然にそう感じさせてくれる雰囲気があった。

ここまでのものを色んな、本当に多くの人達が作り上げてきたものが、
私の見ている景色、感じている雰囲気なんだと思うと感慨深いものがあって。






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そんでもってそんなことを感じる余裕があるくらい初めてきた土地で好きなように巡礼できたのは、
他でもないHさんのおかげであります。

札幌ファンミからの付き合いと考えるとそろそろ二年が経ちそうなものですが今回は本当にお世話になりました。
3日もバイクの後ろに乗せてもらえて観光案内までしていただき、
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ハンバーグまでおごってもらってしまってもう感謝の念に堪えません。

沼津市や内浦の空気をこれだけ強く感じられたのはバイクで巡ったのも間違いなくあると思います。
いやぁ、ほんとうに気持ちのいいものでした。



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それ故に、別れの時にそっけなくなってしまって本当に申し訳なかった。
平静を装おうと必死で実はボロ泣きしそうになってたんです。

だって本当にこの3日が楽しくて、楽しすぎて、それが終わってしまうんだなと思うとなんかもう駄目になってしまいました。

次また会って別れるときにはちゃんとするように頑張ります。でもたぶんむり。ゆるして。




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とまぁ、本当に有意義な時間を過ごせた旅行でした。
淡島水族館とか、深海水族館とか、あとまだ食べてないところやメニューとかやり残したことは色々ありますけど
それ全部回収するのなんて無理なお話なので次回に回したいと思います。


次回がいつになるかは分かりませんけどね。9月でも32℃って、静岡はすごいなぁ……。



沼津、いい街でした。
また行きたいと、そう思えた。
そんな旅。

ライブとか遠征とかでやたら色んなところを回りましたけど、
旅っていいもんですね。