宇宙よりも遠い場所 観終わりました
いきなりなんやねんって話なんですけど、有休消化中にAmazon primeを眺めてたら見つけたとある作品。
オリジナルTVアニメ『宇宙よりも遠い場所』PV第2弾|2018.01.02 ON AIR
をようやく見終わりました。
有休中に10話までは見たんですけど、あっこれはちゃんと転職先決まってからじゃないと最終話見ちゃいけないやつだと思い今の今まで我慢して12話と13話は見てなかったんですよね。
〜あらすじ〜
そこは、宇宙よりも遠い場所──。
何かを始めたいと思いながら、
中々一歩を踏み出すことのできないまま
高校2年生になってしまった少女、玉木マリことキマリは、
とあることをきっかけに
南極を目指す少女・小淵沢報瀬と出会う。
高校生が南極になんて行けるわけがないと言われても、
絶対にあきらめようとしない報瀬の姿に心を動かされたキマリは、
報瀬と共に南極を目指すことを誓うのだが……。
(公式サイトより引用)
女子高生が南極を目指すだなんてだけ聞くとえらくマニアックというか、なんのこっちゃ意味が分からんという第一印象を受ける、というか私も実際そうだったが見てみるとこれがまた面白いのなんのって。
今まで色んなアニメを見てきたけど、これは確実的に私の中のトップ3に入るくらいに面白かった。
内容自体は王道モノの青春ストーリーなのだが、このアニメの良いところはとにかく
「無駄が一切無い」「登場人物へのスポットライトの当たり方が絶妙すぎる」
この二点を強く感じた。
大体この手のものは1話から3話くらいまでにかけてだらだらとした展開が続きがちだが、もう1話の時点で既に「おっこれはなんか違うぞ」と感じさせてくれる。
というのもこのアニメ、密度が濃いというかとにかく、とにかくテンポがめちゃくちゃいい。
全体のまとまりが恐ろしいくらいに良くて、ダレるシーンがないので見ていてとても気持ちがいい。
主要の登場人物の4人もこれがまた絶妙に凸凹が噛み合っていて最高。
各々が抱く感情だとか、抱えているものが全13話の中で綺麗に張られた伏線を一つ一つ丁寧にかつ鮮やかに回収し、4人がどんどん仲良くなっていく様はもうため息がでるほどに綺麗に描かれている。
シリアスとギャグの配分からなにまでもう文句の付け所が一つもない素晴らしいアニメだった。
ここまで綺麗に、美しく全13話にまとまっているアニメはそうそうない。
もう無料期間は終わってしまったが、ネット上でも大好評なのが納得できる作品でした。