いまじなりぃふれんど

ラブライブ、ゲーム、エアガンとかそんな感じ。

「そこで私が見たもの」 Aqours 5thライブレポ

1stライブ。
横浜アリーナでのライブをLVで見て、私はその輝きに魅入られました。

2ndライブツアー。
同じくLVで。3会場合計6公演、激動のお祭り騒ぎを思いっきり楽しみました。

ファンミーティング1stシーズン。
忘れもしない札幌ファンミーティング、はじめての現地。
本格的に降幡さんを推しだすきっかけになりました。

3rdライブツアー。メットライフドーム
初のナンバリングタイトル。
色々なリアルの事情を抱えて、何もかもが限界の状態で臨んだライブ。
これ以上ないくらいに泣き、いろんなものを受け取って私の人生を変えた。

ファンミーティング2ndシーズン。
西は松山から北は旭川まで。
大阪、東京も。日本中を駆け巡って、CYaRon!!を追いかけ続けた日々。


そして・・・。




いつもならライブレポって落ち着いてから書くんですけどね。
興奮と感動が残っているうちに、バババッと書いちゃおうと思います。

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今回の舞台はもう三度目となるメットライフドーム、でございますよ。
そうです。またメットライフです。

あの悪評高いメットライフ、なぜここまで不評なのかというと、


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察してくれ。




まぁ今回のレポはこういう蛇足的なところはバッサリカットしていきます。
もう遠征も何度目だよってくらいなんで、特にアクシデントとかもなかったしね。


さてさて、今回の5thライブのコンセプトは皆さん知っての通り、
劇場版ラブライブサンシャイン、オーバーザレインボウをなぞるライブです。

いわば、二次元のAqoursをなぞる最後のライブとなるわけです。
それ故にどういうライブになるのか色んな人がいろんな予想をしたり、
期待を膨らませたり…今までとは違ったドキドキ、ワクワクがあったんじゃないかな、と。


私ですか?

いや…

正直言うと特に何も考えてませんでした笑



今まで現地参加って言うと、札幌ファンミのときは初めてのAqoursに会う高揚感。
3rdライブは縋るような、這って行くような思いで参加して。
ユニットファンミはもうとにかく楽しむことを考えて。

でもね。

今回の5thは、意気込みとか、そういうのあんまりなかった。

もう3rdの時とは違うから。
無職でもないし、住民税を払う金がないとかもないし、精神的に死んでるわけでもない。

それに、今まで月に一回どころか月に2回とかいう頭おかしいペースでAqoursに会いに行ってたりしてたから…


たかだか一ヶ月空いただけで、なんかすっごく間が空いたみたいに感じちゃってさ。

「あれ、Aqoursのライブってどんな感じだったっけ?」


まーそんなふわふわ~っとした感じのまま、荷物を準備して飛行機に乗って、
羽田空港まで飛んでいきました。






まず一年前と変わったなぁって思うのは、一人でいる時間がすっごい減ったなってこと。

会場つく前にいつもの人と落ち合って食事をしながら、

「今日のライブなにやるのかな」
「あんなことするんじゃないか?」
「新情報の発表あるかなぁ」

とか雑談して。

現地に着いたらついたで別のグループと会って、お久しぶりですーから始まって
べらべらべらべら喋るわ喋る。もう時間が何時間会っても足りないね。

ほんっと、この一年で私はいろんなつながりを得ることができて、
そこに関してはほんとありがたい限りだなって。
他愛のない会話を、色んな人とすることができる。これってすごく幸運なことだから。

一日目に関しては雨も降らなかったし。
二日目はちょっぴり降ったけど、開場するまでは降らなかったんでほんとありがたかった。





今回のライブは、17:00に開演して大体20:30に終わる3時間半の長丁場。
そこでなにがあって、なにが起こったか。

ざっくり、まとめていきたいと思います。



まずは一日目、セトリから見直してみましょう。

1.僕らの走ってきた道は…
2.スリリング・ワンウェイ
3.青空Jumping heart

  • MC(コーレス)-

4.SKY JOURNEY
5.Daydream Worrier

  • 幕間アニメ-

6.逃走迷走メビウスループ
7.予測不可能Driving!
8.Marine Border Parasol
9.ハジマリロード

  • 幕間アニメ(劇場版ダイジェスト映像)-

10.Hop? Stop? Nonstop!

  • 幕間アニメ-

11.恋になりたいAQUARIUM 2日目はHPT
12.君の瞳を巡る冒険 2日目はマイリス
13.未来の僕らは知ってるよ
14.SELF CONTROL!!
15.Believe again

  • 幕間アニメ(劇場版ダイジェスト映像)-

16.Brightest Melody
17.Over The Next Rainbow

  • MC-

18. ホップ・ステップ・ワーイ! 二日目はジャンプアップハイ
EN1.卒業ですね
EN2.Guilty!? Farewell party
EN3.サクラバイバイ

  • 幕間アニメ(劇場版ダイジェスト映像)-

EN4.Next SPARKLING‼︎




今見ても中々にぶっ飛んだセットリストですね。
本当はこの曲のアレが良かったとか、この時のアレが良くてとか色々な思い出があるんですが、
それ書いてるとごっちゃごちゃになるのでやめます。



やはり今回のライブは後半の密度が凄まじかったな、というのが深く印象に残っています。
現地参加で初めて立ちくらみを起こして倒れそうになるくらいは凄まじかったです。Saint Snowのあたりでね。

劇場版の曲を交えつつ、今までの楽曲も踏襲していく王道にして最高なセトリでした。
ブライテストメロディからのOTNRの流れはあまりにも美しく、そして終わりを感じさせるもので……
ユニット卒業曲も予想外すぎて頭が追いつかなかったし…

でもそれ以上にやっぱり。

うん。今回のライブは、今までとは全然違う感覚を抱いたライブだった。


そもそも今までは、ずっと私達は受け取ってばかりの存在だったから。





アンコールの最中に、スタンドから起こったどよめきと歓声、拍手。
いろんな思いが頭の中でぐるぐる駆け巡る中で振り向いたその先にあった景色。


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もともと夢心地だったけど、目の前の光景が信じられなかった。
およそ数万人近い人達の手によって作り上げられたキレイな虹。

だって数万人単位だよ?
今までこんなこと、一度だって起きたことはなかったのに。

うまく言葉にできないけど、そもそも言葉にできるような感情はこのときに抱ける余裕はなくて。

正に奇跡という他ない光景に、目を奪われた。


そして何より、自分がこの「光」の一つになれたこと。


ここまでの想いを、数万人のファンと一緒に、Aqoursに返すことができたこと。

それが、本当に嬉しかった。



うん……もっと色々、言いたいことあるんだけど、それが一番の思い出。





あ、そうだあともう一つ。

今回のライブは、多分初めて次のライブの発表がなかったって話もしとこう。

来年のライブツアーが決まってるとはいえ、それがナンバリングのライブなのかそれとも…
どうなるかはまだわからない。

今まではずっとライブ終わっても次が明確に示されてたからみんな「また次のライブがあるっ」って
そう想いながら会場を後にしてきたけど、今回は違う。


Aqoursもついに、来るところまで来たんだって。



私はJump up HIGH!!を初めて聞いた時、すごく不思議な気分になった。

「次にこの曲が披露されるのはいつなんだろう」
「その時自分は、どんな想いでその場に立っているんだろう」


曲調も、今までとは少し違う雰囲気。
一年前のAqoursには、歌えない歌。



時間はどんどん過ぎ去っていって、Aqoursももう4年が経とうとしているらしくて。

もうそろそろ、そのときは近づいているのかなって。


Aqoursのライブって、最初っからそうだったけどただただ楽しいだけのものじゃない。
いろんなものを感じさせてくれる。思い出させてくれる。考えさせてくれる。

そして、とびっきり大きなパワーをくれる!


だからこそ、そこだけにしちゃいけないんだって。
Aqoursから受け取ったもので、私はわたしなりに、精一杯生きる。
それが最高の、恩返しだって。そう考えて生きてきた。


でもいざその時が近づいていると自覚したら、やっぱり不安になる。
これから先、少なくとも来年まではAqoursのライブはないんだから。


しっかり、やっていかなくちゃいけない。

綺麗な虹の光も、
自分がその光の一つになったことも、
Aqoursの輝きも、

全部全部私の中に残っている。決して忘れちゃいけない大切なもの。




難しいことは言えない。
でも今回のライブは、今までで一番のライブだった。

だからこそ、ここからの小休止期間をちゃんと生きる。生きなきゃいけない。

ただ光る棒振り回してその場限りの娯楽として消費するだなんて、そんなのはあってはならないことだから。


いつかくるのは終わりか、それとも新たなステージなのか。

此処から先は、μ'sも知らない世界。誰も知らない世界。


Aqoursがどこへ向かおうとも…

私には、受け取った分だけ、精一杯私の人生を生きる義務があるんだ。



今一度、そういうことを強く考えさせてくれたライブでした。
たくさん笑って、泣いて。またいろんなものを受け取ったから。

たとえ次が、最後だとしても…


覚悟を、決めなきゃ。

この二日間で見た光を、無下にはしない。