好きなAqours曲を振り返る
CoD:MWが発売されてしばらく経ちましたがみなさんいかがお過ごしでしょうか。
私はナーフされてなおウザったい725に内心イライラしながらAK47を振り回してます。
それはそれとしてロンドンと宮殿は一回戦術核で更地にしたほうがいいと思います。
さてそんな愚痴はさておき、Aqoursの活動が鎮静化してからも半年が経とうとしています。次のユニットライブと5thの間隔は9ヶ月もあるので、落ち着いている今だからこそ自分が特に好きな、もしくは思い入れのある楽曲をまとめてみます。
[夜空はなんでも知ってるの?]
「優しくなれなかったの
後悔してるの……」
私をAqours 1stライブのLVに連れて行かせるきっかけになった大切な曲です。
当時まだライブを見たことがなかった私でしたが「折角札幌に引っ越してきたんだし、夜空が聴けるなら見に行ってみるか」というのが映画館へと足を運ばせた動機。
その後2日目の騒動を経てどっぷり沼に引き摺り込まれたのは言うまでもありませんが…。
A面と違いB面曲の夜空はなんでも知ってるの?ですが、CYaRon!のイメージとは全く違うしっとりとした友達同士のすれ違いを描いた曲。ライブパフォーマンスがそれをさらに引きたたせることにより無限にしんどくなれる曲ですね。ラストの伊波さんのハッとするような何かを掴みかけたかのような演技がすごく、すごく印象に残っております。
これを見るためだけに大阪まで行ったのも今となっては思い出となりましたが、福岡では……やるよね、やってくれるよね?
ギャップのイメージは2枚目のシングルでは発揮されませんでしたが、近々発売される3枚目のシングルはB面曲の「CHANGELESS」とC面曲「コドク・テレポート」からは曲名からして夜空っぽいというか、暗めで苦い曲なんじゃないかと今からすごい期待してます。
[ハミングフレンド]
「決めたいのに 決められなかったら
キミに相談だよ」
まだコールとかも分からずしたこともなくライブの楽しみ方がいまいちよく分かってない私に、コールの楽しさを教えてくれた曲。
そうです、サビの「oh yeah!!!!!!!」のとこです。
あれほどまでに分かりやすくてノリやすいコールは他にないと思います。
若干古臭さを感じさせるメロディや、朗らかな雰囲気は他の楽曲にはない魅力。
CYaRon!キャストが口を揃えて「炭酸飲料のCMに合いそう」と言うのも肯けます。
[SKY JOURNEY]
「勇気が欲しいのは誰でも
感じてることだと知ってるよ
だけど人は迷いたがるね」
A面のHAPPY PARTY TRAINとは打って変わって重たくシリアスでスタイリッシュな一曲。
他のAqours楽曲にはない静かなようでいて力強いメッセージ性を持つこの曲は意外と披露されることが多くお気に入りの一曲。
ただ出だしの一発目が降幡さんなのでそこだけ気が気じゃない。
「本気になる時は 今だと分かって
逃げたらいつまでも 心が苦しいよ」
最強の後押しソングここに極まれり。
披露された回数もさることながら、
シンプルにストレートに。
飾り気のない歌詞とメロディももちろんですが…
やっぱり思い出補正がとても強い一曲ですね。
この曲が真価を発揮するのは現地での演者と観客のユニゾンにあるんじゃないかなと思うのは多分私だけではないはず。
あの時間、数千人数万人と9人が一つになる瞬間は他に喩えようもないほどに大きなモノを受け取ることができました。
[真夏は誰のモノ?]
「You knock knock my heart!!」
改めて見るととんでもねぇジャケットイラストですねこれ。室田さんが奥さんに「スケベすぎる」と怒られたのも納得です。
ところで冬バージョンのデュオトリオCDはまだですか?
4曲ともにクオリティの高い楽曲が揃っているデュオトリオですが、ここはやはり黒澤姉妹の真夏は誰のモノ?を推したいと思います。
何と言っても南国テイストの曲調!
そしてどこか危うさ、最早背徳感さえ感じさせるような歌詞!!
そんでもって2ndライブツアーの演出!!!
どこを取っても強い。強すぎる。
まさに夏というテーマにぴったりな、中でも夕焼けの海を思わせるような蠱惑的な雰囲気が大好きです。
でもLVの画面を埋めたバルーンは嫌いです。
[Awaken the power]
「なにを選ぶか 自分次第さ」
函館回にて完成されたSaint Aqours Snow初の楽曲。
初披露された3rdライブではメットライフドームを揺らし、4thでは東京ドームを揺らしたぶち上げ曲の一つですね。
現地にいると最早その迫力は地震に近く比喩表現とかではなく普通に「ドーム壊れちゃう!!!」って思うくらいには凄まじいインパクトを伴う一曲。
静かな出だしから一気に上げていくジェットコースターのような曲ですが、曲名通り「目覚める力」にふさわしいがむしゃらで真っ直ぐな歌詞が心に刺さります。
[Belive again]
「待ってなんて言わないよ みんなそれぞれの
夢があって未来へと 向かうだけさ」
劇場版初見のオタク共の印象を全てかっさらっていった問題の一曲。
実際曲の演出といいインパクトといいクオリティといい圧倒的にも程がある力の入れようだからね、しかたないね。
Saint Snow名義の楽曲としては最後の一曲(になると当時は思われていた)だけにまさに集大成というか、これでもかいうぐらいにゴリゴリにロックでビリビリな曲ですね。つよい。
因みにライブ中のコール箇所もすごく多くてこっちの体力もゴリゴリに削ってくるから大変。
でも楽しい。すごく楽しい。
[ホップ・ステップ・ワーイ!]
「もうずっと もうずっと 離れないってキモチで
みんなも声出そう はいっ
ホップ・ステップ・ワーイ!」
松山に大阪、旭川にそして東京と全国各地を巡り巡ったユニットファンミーティングツアーの思い出の受け皿となっている曲です。
ほんとこの一曲には色んな、とてつもなく膨大な記憶や想いがギュッと詰まっていて東京帰りの飛行機の中で聞いたらその場で泣き出してしまったくらいには思い入れの強い一曲です。
ほんとあの頃は……楽しかった……
でも流石に日程とか旅行計画的には頭くるくるパーすぎたな……w
またもう一度、この曲を歌える日が来ることを密かに心待ちにしております。
[Jump up HIGH!!]
「あの日生まれた想い 動き出した
今だ 今だ そう声が聞こえ 時が満ちたよ」
この一曲にはまだ思い出が一つしか乗っかってません。
5thの2日目で突然披露された一曲ですからね、なんならその時フル初披露。
メットライフドームの芝生席でソレを初めて見て、聞いた時にとても不思議な感覚を覚えたのは今でも脳裏に残っています。
これから先のAqoursの行く末を仄めかすような少し甘酸っぱい歌詞もそうですが、これからこの曲がどの思い出の受け皿になるのか、それが楽しみです。
[卒業ですね]
「二度とないって分かるのは もっとずっと先ね
今は遠ざかるだけ そして 明日は別の道」
実は5thライブで一番印象に残った一曲はこれだったんです。
AZALEAの中でも、いやAqoursの中でもこの曲はかなり異質なモノだと思っていて、あまりにも表現がストレートすぎるというか何かしらの人生の分岐路に立っている人間に対してこれほどまでに飾り気なくぶつかってくる楽曲が他にあるだろうかと思うくらいには。
「いつの間にか少しだけ 大人になったと
感じてるの多分ねきっと 誰もが通る道」
なんて二十代の人間には馬鹿みたいにグッサグサ突き刺さりますよ。刺さりすぎて死にそう。
アンコールの後にAZALEAがメインステージに現れてこの曲のイントロが流れ出した瞬間、直感的に
「あ、ヤバいこれヤバいやつだ」
と危機感を持ちましたからね。
危機感を持っただけで対策はできませんでしたけどね。因みに連番相手はしんでました。
四万の光が織りなす虹を目前にしてこの一曲を茫然と立ち尽くしながら聞いて感じたあの時間はもう二度と、味わえはしないのでしょうね…。
[WATER BLUE NEW WORLD]
「MY NEW WORLD」
最早この一曲に関しては語る言葉を持ち合わせていません。
私の人生を救い、狂わせ、今の状況へと導いたすべての発端。
いまだにこの曲の呪縛から完全には抜けきれていないので、本当に恐ろしい曲だと思います。
あまりにも、あまりにも強すぎる。
多分この一曲を冷静に聴ける日は、
今後数年は訪れないでしょう。
理由はどうあれ「変わりたい」と願う人全てに突き刺さる殺傷力の高い一曲。
こんなところですね。
あとそろそろ発売されるユニットシングル第三弾、結構期待してますよ。